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青木

2014年08月18日

80年超過ごした地元で不明 山口・防府

生まれ育って80年以上慣れ親しんだ地元から行方不明になった男性がいる。山口県防府市新田の河内(こうち)作一さん(82)。自宅から散歩に出たまま5カ月たつ今も消息が分からない。認知症の症状が出ていた河内さんを見守っていた地域の人たちは「ここでは河内さんの顔を知らない人はいない。行方不明になるのは都会の話だと思っていたのに」と驚き、肩を落としている。【銭場裕司、山田泰蔵】
河内さんは3月15日午後3時40分ごろ、「ちょっとひと回りしてくる」と妻栄美子さん(76)に伝えて散歩に出たまま行方不明になった。散歩はいつも近所を歩く程度で道も熟知していた。

 河内さんはこの地で生まれ育ち、長年溶接の仕事をしていた。栄美子さんは「曲がったことが嫌いな職人で、真面目で本当に優しい人」と語る。最近はテレビでの野球観戦やスポーツ新聞を楽しみ、自宅でゆったりとした時間を過ごしていた。

 数年前から認知症とみられる症状が出始め、今年に入ってからは出張の支度を突然始めたり、「おふくろはどこ行った?」と約40年前に死去した母の居場所を家族に尋ねたりしたこともあった。だが、家族や周りの支えを受けて穏やかな暮らしが続いていた。

 河内さんの姿が最後に確認されたのは、散歩に出て20分ほどの同日午後4時ごろ。自宅から500メートルほどの所にある、なじみの食料品店であんパンとコーヒー牛乳を買った。店の女性(77)が「(近所の)桜を見に行けば」と声をかけると、「いつでも見られるから今日は行かない」と答えたという。

 女性は河内さんの幼なじみでもある。認知症とみられる症状にも気付いており、日が暮れてから来店した際は「おうちに早う帰りいよ」と声をかけた上で、自宅と違う方向に行かないように見守っていた。行方不明になったこの日は日没まで時間があり、普段と変わった様子もみられなかったという。

 栄美子さんはその日の夜に警察に届け出たが、「私が散歩に付いていけばよかった。それが一番悔やまれます」。店で応対した女性は「残念でならない。地域の人はみな河内さんのことを知っている。どうにか手の打ちようがあったんじゃないか」とショックを受けている。

 ◇情報提供は防府署に

 河内さんは身長約165センチ、足は23.5~24センチ。耳が遠く、中肉中背で少しおなかが出ている。行方不明時は上下とも紺の作業着で、坊主に近い白髪の短髪だった。情報提供は山口県警防府署(0835・25・0110)。(JPX825 アイアン)

 ◇「SOSネットあれば」

 認知症の行方不明者対策としては、顔写真などの情報をタクシーやバス事業者、一般市民らの携帯電話などに配信して捜索に役立てる「SOSネットワーク」があるが、防府市は未設置だった。同市は年度内の構築を目指して準備中という。

 認知症対策の先進地とされ「安心して徘徊(はいかい)できる町作り」を掲げる福岡県大牟田市の元担当者の岡山隆二さんは「今回のケースでは日常的な見守りはしっかりしていたのでSOSネットワークがあれば地域の力を借りた捜索ができたはずだ」と残念がる。一般的な対応としては「24時間見守り続けることは不可能。普段は神経質になりすぎず、姿が見えなくなって30分捜しても見つからない場合は警察などに通報した方がいい」と初動の重要性を強調している。(バーナー2.0アイアン)


Posted by 青木 at 11:35│Comments(0)
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